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2018/01/17

明けきってますがおめでとうございます。

ブログで新年の挨拶をしようかな~と思いつつ思いつつ
気が付いたらあっと言う間にこの日にち。
出来立てのラーメンが明けましておめでとうなら、
今はもう伸びきったラーメン。というかもう汁がない焼きそば状態。

月日が経つのはあっという間ですね!と綺麗な言葉でカバーしてみせる!!
明けきってますがおめでとうございます!


さてさて、ブログね。ほんと書くことがないくらい元気にしています。
とってもフレッシュです。プリキュアもびっくり。チルド野菜もビックリ。

それでも谷川俊太郎の秘密とレントゲンの
「病院では肉体の秘密がない。そのため精神はますます多くを秘密にする」
みたいな体のことは書いてきたけど、あまり具体的に表に出さず
煮込んで泥々になったメンタルを文字にしてみようと思います。

※以下グダグダメンタル注意


年末とっても心が腐っていました。
趣味も腐女子であちこち腐ってやがる!とナウシカ状態なんですが、
仕事や予定がある日以外は、完全に引きこもってました。
外に出る時もできるだけ素早く帰る、繁華街にはいかない。

クリスマスの魔物が襲ってくるぞー!逃げろー!!みんな逃げるんだー!!みたいな。

どこ行ってもキラキラしてて、みんな幸せそうで、
同じ年くらいの人が赤ちゃん抱っこして幸せそうにしてたり
笑いあってる楽しそうな人たちに、お仕事帰りの人
そんな中を一人で歩いてたら、お前は幸せか?って責められてるような
切ない気持ちになってしまいました。

寛解して術後三か月越えて動けるようになったものの、
休職してたらから、復帰するにも居場所がないように感じていて、
再発でいろいろ諦めがついていたけど、同じ年の親子を見れば切ない気持ちになる。
同じ年の人達が楽しそうにしてるところを見ると、二年も社会から切り離されていたことを実感する。
なんで私なんだろうって気持ちと、たまに戻る程度のほぼ二年ぽっかりと空いたブランク
それなのに歳はしっかり二年分重ねていて、二年間であるべきスキルもない。

仕事の感もなかなか取り戻せないし、
戻れたと思って仕事し始めたのに、再発してまた休みをいただく申し訳なさ、
そしてそこにまた戻らせていただくことの申し訳なさ。
自分が居ない間を埋めてくださって、その後戻ってきて自分にも仕事くださいって管理職の人も大変だよ。

そんなこと詰め合わせZipファイルにしてこっそり隠していたのに
これ隠してましたよね?ってクリスマス年末さんに目の前に持ってこられてご開帳、
オーバーキルでもうやめてRikoのライフはゼロよ!!状態でした。

実際、そんな幸せそうな人もいろいろと抱えていたりして、大変なのは重々承知してるんだけどね。
ガンじゃなかったら……なんてないものねだりをしてしまったのです。

年明けて気持ちもなんとなくまとまってきて、
うちはうち!よそはよそ!のかーちゃん理論でなんとか気持ちを立て直しました。
そうです。花丸二期とアイナナと鬼灯二期2クールは偉大です。
オタク アニメ アレバ ゲンキ ウホッ!ってことで、今はメンタル面も元気です。

なんでこんなことを書いたかと言いますと、
ちょっと前に拝見したブログで気持ちを素直に書かれてる方がいて、
あーわかるー自分だけじゃなかったのか~って心底安心して救われたので、
グダグダメンタルもちょいちょい書いていこうかなと思い書いてみました。

カウンセラーの先生と前に話したのですが、
気持ちが落ち着かないまとまってないものは、申し訳ないけど遠慮させてもらって、
自分の無理がないことをしていき、できるようになったらしていこう作戦で進行中です。


あ、そうだこの前ですね。
再発した時に、いろいろ予定立ててたものができなくなってしまって、
ご一緒する予定だった方に謝ってまわって、それがすごく精神的にきまして。

自分のために時間をくれていろいろ相談したりしてたのに、
それができなくなってしまった申し訳なさとかで、
結果が分かるまで先の予定を入れないって決めたのですが、

また再発手術後寛解して各方面からお誘いを頂きまして、
それに対してもし再発してたらと思うとお返事ができなくて
連絡くれて、みんな気遣ってくれて自分もすごく行きたいのに、
いい返事がすぐにできないジレンマと不甲斐なさで、三十路女ガチで泣きました(笑)

それが今の課題かな~。
ガンと付き合って生きていくって大変だ。


2016/10/01

肝受容体シンチグラフィ

肝受容体シンチグラフィしてきたよ~

ざっくりというと、
放射性の注射をして、未来のマシーンみたいなの上で50分お昼寝する感じ

詳しくはグーグルで検索して専門のサイトをみたほうが正確だよ~



放射性って被ばくするの?やったあと具合悪くなったりしない?
と、いろいろ心配だったので、なかなかやる機会のない検査なんで
体験レビューみたいなの残しておきますね!


放射性の注射ですが、被ばく具合はレントゲンと同等かそれ以下だそうです。
造影剤みたいに体が熱くなったりとかもまったくなくて、
体調が悪くなることもなかったです。


検査は一人にかかる時間がきっちり決まっているので、
待ち時間はありませんでした。
逆に早くいってもなにもできないので、時間にくるように指示されます。

検査室に入って、肌着以外は脱いで検査着にお着替え
Tシャツパン一くらい。

結構幅の狭いベッドに寝ると、
ベッドを挟むように二枚の板が結構ギリギリまで近づいてきて、サンドイッチされます。
ちょっとえらい感じの先生が入ってきて
「今日、女性多いね~いつもは男性が多いんだけど。
いい、血管あるかな~?若いからいいね~!」
と、面白い先生でした(笑)
病院ぐらいですよ~若い人扱いしてもらえるの_ノ乙(、ン、)_
世間では30というとおばちゃん扱いですよよよよよ

そんなこんなで針を刺して、コードつないで注射器つないで、
「それじゃあいきま~す。321はい!」
ってタイミングを合わせて、先生が注射して、もう一人の先生が機械のスイッチを押します。

あとは50分機械が動いて自分は放置されます。
途中で針を抜いてもらって残り15分で二枚の板が体から離れて、
ベッドの周りをぐるぐる動きます。

あーこれ映画とかで主人公の肉体改造シーンでみたことある!!みたいな感動が(笑)

終わったらお着替えして終了です~。


夜にちょっとおなかが痛んで、下痢になったのですが、
なんか薬品くさいな~と思って蓋をして二度流ししてみました。


そんなかんじ☆
これからやる人の参考になれば!

2016/09/20

何かを欲するのならば同等の対価を払わなければならない

人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない
何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる


ガンを持った私には、何かを犠牲にしないと生きることを得られない。
生きる時間と同等の対価が必要になる。

それが治療だったり痛みだったり、人並みの幸せだったり
それらに耐えて、捨てて、うらやむたびに

この病気の重さを知る。




鋼の錬金術師面白いよね!(笑)



2016/09/05

φ(..)メモメモ 光免疫療法

あとで読むφ(..)メモメモ

日本人が開発した新しいがん治療法「光免疫療法」、米国で臨床試験を開始|WELQ [ウェルク] https://welq.jp/8086

がんに対する標的光免疫療法の進展
https://www.cancerit.jp/38789.html

がん細胞への近赤外光線免疫療法による治験がFDAに承認される | スラド http://srad.jp/story/15/05/08/0616221/

光免疫療法 近赤外線照射による画期的ながん治療 副作用はなく転移がんにも効果的 http://bkprs.com/hikarimenekiryoho-ganchiryo/

さらっとしか読んでないけど、頑張って生きていたらできるかなぁ
また、標準治療の3cm3個以内に邪魔されるかなぁ…

2016/08/22

終活?前向きな遺影写真

抗がん剤始める前に、先生にいつなにがあってもいいように備えてください

って言われたときに、あー終活しないとってぼんやり思い、
いつかきれいにやらなきゃ!と思っていた契約系の書類の整理をしました。

ちょうど、引っ越し後で整理にピッタリな時期でもあったのですが。


あと、コスプレの友達と公園とかでポートレイト撮影をしつつ
遺影用に写真を撮って貰いました。

やはりカメラマンなので、遺影は自分が納得いくものを使ってもらいたい。


遅かれ早かれいつかはくるわけで、
だったら一秒でも若いときの写真がうれしい(笑)わけで。
いつか遺影用の写真撮りにいこうと思うのですが、なかなかいく機会が…



祖父の話なんですが、
祖父が他界したときに写真を選ばないと~と、写真をおいてあるところに行ったら
祖父が自分自身で用意した遺影が、風呂敷に丁寧につつまれて置いてありました。

祖父が若いときと、そのあとにもう一回、計二回分の写真がありました。

祖父は若いときにもう危ないかな…と思って撮影して、
そのあとも元気でさらに二回目の写真を撮影していました。

なんで、遺影写真ってなんど撮影して、なんど更新してもいいと思うのです。
自分のいい時の写真を、いい写真で残す。
そんな素敵なことってないと思う。



それをうけて、父母に一人で写真館に行かせるのは切ないなぁ~
楽しく撮影してくれるスタジオならいいけど、こざっぱりしたスタジオだったりしたら…
と思って、父と母の還暦祝いは家族でみんなでわいわいと撮影に行きました。

家族と夫婦といろんなパターンで撮影して、どちらの写真もうちに飾ってあります。

私が生きているうちか…それより後か…いつかその写真を切り取って…

もし、そうなったとしても、家族に囲まれて撮影した幸せな写真
いつまでもいつまでもその写真の中で笑っていると思います。



お仕事の時のお話しなんですが、
女性一人で来て、還暦用の写真を撮りたいという方の撮影で

最初にスーツで撮影して、そのあとベルベットローズカラーのドレスで撮影
わいわいと楽しく撮影したことがあります。

結婚式ぶりにヘアメイクして撮影して楽しかった~
遺影も記念も撮れてうれしかったってお客さんがいらっしゃいました。


一人で写真館に写真を撮りにいらっしゃる方結構います!

私もそんな幸せな写真が残せたらいいな~。


とりあえず、近いうちにガンと戦うかっこいい私(`・ω・´)bキリッと、
30歳なので二分の一還暦でお着物をきて写真を撮ってこようかと思います!


2016/08/20

スキルス性胃がんの教師「僕の生きる道」


15年くらい前のドラマで、草彅剛さんが主演していた
僕の生きる道ってドラマがありまして、

【それまで無難に生きてきた28歳高校教師がスキルス胃がんで余命一年を宣告される】

お話。


世界に一つだけの花が主題歌だったあのドラマ。



ドラマの後に小説化してて、当時ドラマは見てなかったのですが、
小説だけ買ってあって、二年くらい放置して高校生の時に読んで、
なんでもっと早くに読まなかったんだろう…ってショックを覚えた本。


最近実家の整理をしてて、小説を発掘!!
10年以上ぶりに読んだら、もう最後涙が止まらなくて(´;ω;`)ブワッ

泣いているところを親に見られたくなくて、お風呂に駆け込んで
シャワー浴びながらいろいろ考えながらさらに涙がでましたウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!



ドラマ→28歳高校教師スキルス性胃がん肝転移余命一年
私  →29歳カメラマン大腸がん肝転移余命二年

まさか、高校の時に読んだ本の主人公と近い状態になるとは思いもしなかった。

自分はお世辞にも無難とは言えない破天荒な人生だったけど、
いろいろ思いが重なるところがあって…
小説を読んだあとに見たドラマのシーンを思い出してまた泣いて


でも、泣くだけじゃなくて「私もできる限りを生きている限りしよう」って
再度、心に思えて勇気づけられました(*´ω`*)



小説とDVDはどうやら絶版してしまっているようです。

僕の生きる道 (角川文庫) 



図書館やレンタルショップならまだあるかな??


先の人生に価値を見出せない時に読むと
がんがなんだ!精一杯生きよう!って起爆剤になりますよ!

私はなりました!


そういえば、スマップ解散決まっちゃいましたね~

寂しいような、これも何かの節目なのか



「君がそう思うのなら間違いなのかもしれない。
でも確かなことがひとつだけある。それは君が生きているということ。
今生きていることに間違いはない。」

「僕に自分で死ぬ権利なんてない。僕は生きる。人生最期の日まで・・・」

「僕は第二の人生を歩き出した。僕に未来がないのならば今を大切に生きよう。
 僕は今を生きるんだ。」




2016/06/27

抗がん剤と髪の毛と写真

ふと、昔、乳がんの方を撮影したことを思い出した。


都内にある小さなスタジオでカメラマンをしていた時のお話。

どこにでもあるような小さな写真スタジオで、
アイドル、声優、女優さんの宣伝材料や、お見合い写真、
活動用のプロフィール写真を撮っていた。


撮影前に、お客さんに何用の写真かを必ず確認していて、
大抵、予約時にそれを聞いて、朝の申し送りで確認するのですが、
プロフィール写真なんだけど、一人用途がわからない人がいるので、
ヒヤリングをしっかりしてほしいと言われた

大抵プロフィール写真だと、講演会講師の写真が多いのですが、
なんか電話の感じがなんか違うらしい。

ヘアメイク付きのコースなので、ヘアメイクさんにヒヤリングをしてもらって
伝えてもらうことになった。

当日カメラマンが三人いて、何故か私のところにヘアメイクさんと店長が…
で、ヘアメイクさんが聞いたのが、そのお客さんが乳がんであるということだった。

乳がんで、抗がん剤をするため、髪が抜けてしまう、
胸まで伸ばした髪をきる前に写真を残しておきたかった。

とのこと。
他にもカメラマンはいるけど、男性だしデリケートな話だから
指名じゃないけど女性カメラマンを押したい、いけるか?って言われて、
なんか妙な使命感が沸いて、あぁ、これ私が撮らないといけない
撮ろう。私がって思って、カメラをとった。

その方はとても若くて、私より何個か上かな?くらいなので
20代後半くらいだったと思う。
とても明るい笑顔で、爽やかな、とてもきれいな人だった。

乳がんのことも彼女から私に話してくれた、
今思えば、ちょっと空元気というか、無理に気丈夫ふるまおうとしているみたいな感じだった。

野外での撮影コースだったので、女性ヘアメイクと女三人で
いろんなポーズでこんなのは?こんなのいいじゃん!って撮影した。

彼女は写真撮れてよかったって撮影のあとも笑顔だった。

今、その彼女は元気だろうか…ふと、思い出した。