今回は姉も同席してくれます!心強い!
父と姉と合流して、早めに待合室に移動したのですが、
全然呼ばれない(笑)
また先生、手術長引いてるパターンかなーって
二時間待ったところでお呼び出し。
ドッキドキで診察室に入ったら、
「MRIの読影が終わってなくてー!
午前中の検査だから普通は終わってるんだけど、
この通り画像は来たけど、結果レポートがこないんだよねー。
放射線科の先生が読むのに時間をかけてるのか、後回しになってるのか……
どうする?日を改める?今日のギリギリまで待ってみる?」
って。
私たちも姉も診察が終わったらごはん行こうねー!って話してて
ご飯食べてなくて、姉はコーヒー飲みたかったけどそれも二時間お預けでして。
「ちょっとご飯食べに出てもいいですか?」
って、我ながら緊張感に欠ける言葉www
先生が呼び出し受信機持ったまま外に出ちゃっていいから、
16:30には戻ってきてねー☆って言ったので、
ご飯食べにいきました(*´ω`*)デブご褒美タイム!!
受信機ってお外に出ると電波がないから戻れ!って音が鳴るんだね!
5分くらい鳴ってた。
お腹いっぱい(*´ω`*)で時間に余裕を持って戻ったら結果きてた!
ドキドキしつつ待っていざ診察室ー!
「読影してもらった結果、影は6つあります」と。
6?!??2つじゃないんですか?!?って思わず声に出しちゃったよ!
「どれも小さくて1cm以下で、私から見てこれ本当に腫瘍?ってくらい
わからないものもある。
ただ、血管の近くに怪しい影があるのはわかる。これが切れるかわからない。
もう肝臓の血管一本切ってるから難しいだろう」
先生はもっと丁寧に言ってくれたんだけど、
事実が淡々と耳に入ってくる。
え……2こって切れるって……アッレー
「この血管を切っても肝臓が機能するか、
他の腫瘍を切除するのにどれくらいの肝臓を切除することになるか、
この二点で手術できるかが決まる。
もしかしたら抗がん剤に戻るかも知れない。どうする?抗がん剤、頑張れる?」
あー……切除不可能の時、抗がん剤で延命しますかってことか。
あーー……まじっすか。
切ることを前提にしてるなら頑張れるけど。
延命を目的にしてるなら、抗がん剤で苦しいくらいなら、
太く短くでいいかな、延命なしで痛みだけとりたいです。
「今決めなくていいんだよ。
何にしても、私は大腸や直腸に関しては詳しいけど、
肝臓の詳しいことは肝臓の先生に聞いたほうがいい。
カンファレンスにかけてもらえるようにお願いしておくから
肝臓の先生から話を聞いてね。
そこで手術できるとなったら、そのまま肝臓の先生と話をつめて行ってください。
手術できなければ翌週、また診察の予定を入れて、今後について話し合いましょう」
二個で切れるって思ってたから、
まさかその話になると思ってなくて、
ぼんやりとしててじわじわと何か這い上がってきた。
末期か。
末期というにはまだ早いか、肝臓の先生が切れるかどうか聞いてからか。
今の病院は急性期だから、無治療なら緩和ケアを受けられる病院と
ホスピスを探さないといけない。
無治療ってどれくらいの時間があるのかな。
どれくらい杖も車いすもない時間があるのかな。
それまでにやりたいことできるかな。
なにからしたらいいかな。
頭がぐるんぐるんする。
前はかなり進行した状態で4,5か月。
今はとても小さい。ひと月で一回り大きくなる。
仮に二倍の時間があったとして、8~10か月。
血管や神経、臓器を腫瘍がを圧迫していく。
身動きが効くのは半分ちょっとかな。
6か月あるかな。
何ができるかな。何がしたいかな。
手術できるって言われれば杞憂で済む。
警報機がガンガンなってる踏切の向こうに、進もうとしているような感覚。
踏切に手をかけてる感じ。
死に方が決められるって良いのか悪いのか。